第449回例会

―戦禍に生きた演劇人たち


原作:堀川惠子
『戦禍に生きた演劇人たち』
(講談社文庫より)

脚本:シライケイタ

演出:松本祐子


キョウワグループ・テルサホール

戦争一色のなか、自由を奪われ、検束の危険を冒しながら、
それでも芝居をやり続けようとした新劇人たち。
 劇作家・三好十郎、俳優・丸山定夫、演出家・八田元夫らが
炎のように向かった先は…。

あらすじ


あの惨劇からまだ三週間もたっていない。
挨拶もそこそこに骨壺を前に、二人は言葉少なに稀代の名優を偲び、まずい酒を酌み交わす。

突如男の声が割って入ってくると、時は前年(昭和19年)の秋にさかのぼる。
丸山定夫はしきりに八田元夫を「苦楽座」の演出家として、一緒に芝居をやろうと土下座までして説得をする。しかし数年前検挙投獄されて以来、演出家登録は取り消されていて、鑑札が無ければ演劇活動は出来ないのだ。それでも丸山定夫は諦めない…。

一方、戦局がますます厳しくなるなか、苦楽座も大政翼賛会・日本移動演劇連盟に参加しない限り芝居を続けられない状況に追い込まれていた。せっかく創りあげてきた芝居もこのままでは上演できない…。

「僕は芝居がしたい、したいんです」
「それしかお芝居やれる手段がないんですよね?」

Cast&STAFF

薄田研二豊泉由樹緒
八田元夫能登剛
丸山定夫南保大樹
永田靖奥山浩
三好十郎星野真広
多々良純原野寛之
高山象三小泉隆弘
島木つや子中花子
戸川春恵三森伸子
園井恵子古山華誉
仲みどり宇坂ひなの
森下彰子橘麦(e-factory)
水谷健三常深怜(フリー)
川村禾門羽生直人(フリー)
美術石井強司
照明中島俊嗣
音響山北史郎
衣裳有島由生
お神楽指導おかめ会・社中
舞台監督相川聡
制作横川功
協力移動演劇桜隊平和祈念会

例会会場